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対馬市のプロフィール#02

 

人口と世帯数
 平成17年の国勢調査で対馬市の総人口は38,481人でした。平成7年の調査に比べて5,032人(11.6%)少なくなっています。人口の減少は昭和35年から続いています。世帯数は14,710世帯で昭和55年からあまり減少していません。人口が減少していることを考えると世帯の人数が減っていく核家族化が進んでいることが分かります。高齢化率(65歳以上の高齢者が人口に占める割合)は全人口の26.2%で、長崎県平均の23.6%、全国平均の20.1%に比べ早いペースで高齢化が進んでいます。

◎ 年齢別人口・世帯数の変化(国勢調査) 単位:人、世帯
区分 昭和55年 昭和60年 平成2年 平成7年 平成12年 平成17年
総人口 50,810 48,875 46,064 43,513 41,230 38,481
年少人口
(0~14歳)
12,845 11,615 10,050 8,352 6,834 5,827
25.3% 23.8% 21.8% 19.2% 16.6% 15.1%
生産年齢人口
(15~64歳)
32,528 31,376 29,264 27,145 25,001 22,575
64.0% 64.2% 63.5% 62.4% 60.6% 58.7%
老年人口
(65歳以上)
5,437 5,884 6,735 8,016 9,395 10,081
10.7% 12.0% 14.6% 18.4% 22.8% 26.2%
世帯数 15,176 15,232 15,164 15,169 15,038 14,710
(注) 表の中の%は総人口に対する年齢別の割合です。

 



 

 

産業
 平成17年の国勢調査では、対馬市の就業人口は第一次産業の割合が21.1%で他の地域に比べると高くなっています(長崎県は9.1%、全国は4.7%)。特に第一次産業の中で漁業は80.4%の割合になっていて対馬の主要な産業です。そのため第二次産業は16.5%、第三次産業は62.4%の割合で長崎県平均(第二 次:20.7%、第三次:69.7%)を下回っています。就業者数の移り変わりを見ると、第一次産業、第二次産業就業者数が減少し、第三次産業が増えてき ています。
 漁業は、対馬東沿岸・日本海を漁場の中心とするイカ釣漁業が主です。イカ釣漁業生産額は長崎県全体の51.2%(H18~19年農林水産統計)を占めています。その他、恵まれた海の資源を活用して鯛やブリなどの一本釣、延べ縄漁、サザエ、アワビの採取、ヒジキ、海藻類の採取、沿岸での定置網漁業が盛んです。また、リアス式海岸の浅茅湾を中心に養殖業が盛んで、特に真珠の生産量は長崎県全体の50.1%(H18~19年農林水産統計)を占めています。
しかし、漁獲量の減少や魚価の低迷など漁業を取り巻く環境は厳しく、漁業従業者は年々減少しています。
 林業は、豊かな森林資源に恵まれ、長崎県全体の林業生産額の19%(H18年)を占めています。第一次産業のなかでは漁業に次いで第二位の産業です。従来は木材生産が主でしたが、最近はしいたけ栽培に変わってきています。しかし、働く人の減少や高齢化、後を継ぐ人の不足、それと木材やしいたけの価格の低いことから林業の生産額が少なくなってきています。
 農業については、昭和30年代まで対馬で主要な産業でしたが、他の一次産業と同じように年々働く人が少なくなっています。このため、島内では野菜や米などの生産量が少なく、不足分を島外から運んできています。
 工業は、主なものはなく建設業の占める割合が高くなっています。また、鉱業については、厳原町阿須地区は陶磁器やタイルの原料になる陶石類の日本三大産 地の一つで、年間3万トンが生産されています。製造業については、食料品製造業、窯業・土石製品製造業、木材・木製品製造業が中心ですが、規模の小さい事 業所が多いのが特徴です。
 商業については、飲食料品小売業の売上げが高いのが特徴です。商業年間販売額は567億643万円で、1商店当たり7,403万円(県平均の49.9%:H16年商業系統表)でした。また、近年では美津島町や上対馬町に大型小売店舗ができて販売額を伸ばしています。
 観光については、歴史・自然・文化といった対馬独自の豊かな観光資源や韓国との国際航路が開設されたこと、また、国境マラソン、朝鮮通信使行列再現、ちんぐ音楽祭などお客さんが多く集まるイベントの開催で観光客は増えています。

◎産業別就業者数の推移(国勢調査) 単位:人
区分 昭和60年 平成2年 平成7年 平成12年 平成17年
働く人の総数 22,192 21,367 21,292 20,219 18,066
第一次産業  7,454 6,190 5,621 4,832 3,806
33.6% 29.0% 26.4% 23.9% 21.1%
第二次産業  3,709 4,130 4,398 3,978 2,971
16.7% 19.3% 20.7% 19.7% 16.5%
第三次産業  11,016 11,043 11,263 11,409 11,266
49.6% 51.7% 52.9% 56.4% 62.4%
(注) 産業別の表の中、下の段の%は働く人の総数に対する産業別の割合です。
なお、働く人の総数には産業別に分類出来ない人も入っているので、産業別の人数の合計と同じにはなりません。



 

交通
 島内の交通は、自家用自動車の利用が多くバスやタクシーの公共交通機関の利用は少ないのが特徴です。道路は厳原から各町の中心市街地を通って比田勝までを南北に結ぶ国道382号が対馬の主要道路です。しかし、国道382号以外の道路は、道幅がせまく、急カーブ、坂が多いなどまだまだ整備が遅れています。
 島外との交通手段は、対馬空港からの航空機、比田勝・厳原からフェリー、高速船が運航しています。昭和50年に出来た対馬空港からの航空便は、福岡行が 1日4往復、長崎行が1日4(金、日は5往復)往復運航しています。航空便の利用者は、平成8年の40万2千人が最高で平成20年の年間利用者数は27万 8千人でした。
 海上交通では、対馬と本土を結ぶ定期フェリーが比田勝~博多を1日1往復(5時間20分)、厳原~博多が1日2往復(壱岐経由で4時間30分)しています。高速船(ジェットホイル)は厳原~博多を1日1往復(壱岐経由で2時間10分)運航しており、海上交通の利用者数は平成20年で21万6千人でした。 また、国際航路として厳原・比田勝~釜山間に高速船が運航しており、平成20年の利用者数は7万4千人でした。



 

公共施設
 対馬の公共施設は、国や県のいろいろな補助事業の活用で老人ホームなどの福祉施設や体育館、運動公園などのスポーツ施設が充実しています。また、750席のホールや約56,000冊蔵書の図書館が入った対馬交流センターをはじめ、 公民館などの文化・コミュニティ施設も充実しています。
 医療施設については、島内に公的病院が厳原町、美津島町、上対馬町の3ヶ所に整備されています。しかし、島内の一般診療所33ヶ所のうち、医師がいつも居るのは15ヶ所で、ほとんどは公的病院の医師の応援で運営されています。


 

      

〒817-8510 長崎県対馬市厳原町国分1441番地 TEL.0920-53-6111 FAX.0920-53-6112

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