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仏像引渡訴訟に関する公式見解

 平成24年10月に発生した仏像盗難事件で被害にあった、豊玉町小綱・観音寺の県指定有形文化財「観世音菩薩坐像」に関し、韓国の浮石(プソク)寺が韓国政府に引渡しを求めた裁判で「仏像を韓国の寺へ引き渡すよう命じる」判決には、驚きを禁じ得ません。

 地域で大事に守り続けられてきた仏像が返還されていない今、地域の方々は深い悲しみの中にあります。

 私たちは、盗難事件発生以来、市民による返還要求署名活動を行い、また、長崎県を通じて外務省、韓国文化財庁等へ早期返還を訴え続けるなど対馬市一体となって返還活動を続けてきました。

 平成27年7月には同じく被害に遭った、重要文化財である木坂海神神社の銅造如来立像が返還され、また、平成28年2月には日本への返還差止を求めた仮処分決定の取消しが可能となって以来、返還が現実味もおびてきた状況から、観世音菩薩坐像の返還も近いと所有者はもとより市民一同期待していました。

 そのような中での今回の判決結果は大変残念であり、憤りさえ覚えます。対馬市としては、強い意志を持ち、引き続き、国や県の関係機関と連携して、韓国当局に返還を求めてまいります。


平成29年1月26日          
対馬市長 比田勝 尚喜