【鋭いトゲにご注意ください!】外来生物メリケントキンソウについて
メリケントキンソウは果実に鋭く硬いトゲがあり、素肌に容易に刺さるため、大変危険です。
もともと日本には生育していませんでしたが、現在は全国各地に分布を広げている外来生物で、対馬市内でも公園の芝生などで生育が確認されています。
ご注意ください!
5月~6月の結実する時期は、芝生を裸足で歩いたり手をついたりすると、鋭く硬いトゲが刺さる恐れがあります。
ご協力ください!
メリケントキンソウは外来生物です。生育地を歩いた後は、靴底に刺さった種子を落とすなどして、外に広げないようにしましょう。
メリケントキンソウってどんな植物?
(原産地)南アメリカ(日本には1930年頃に侵入)
(生活史)一般的に秋ごろに発芽し、4月~5月に開花、5月~6月に結実
草丈は5センチメートル~10センチメートルほどで、地面をはうように横に枝を伸ばして広がって生えます。
どこに生えているの?
公園、空き地、道ばた、河川敷、芝生広場など、明るく開けた場所に生育します。民家の庭先や学校のグラウンドなどにも生えている可能性があります。
どうやって駆除したら良いの?
花を咲かせる前(3月)に、根から抜き取るか、除草剤で枯らすことが有効とされています。
*根は深く張らないので、手や草かきを使って根元から引き抜くことができます(草の根元にフォークを差し込んで持ち上げると比較的簡単に抜き取ることができます)。
*芝生などで除草剤を使用する際は、芝生を枯らさないよう選択性のある成分を使うなど、ご注意ください。使用方法は園芸店などでご相談ください。
*刈り払いすると、残った節から再び成長することがあります。
ひとたび繁殖して広がってしまうと、その場所では根絶することが大変難しくなります。生育地の拡大防止(種子の拡散防止)にご協力ください。
この記事に関するお問い合わせ先
自然共生課
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更新日:2021年05月20日