医療費適正化について
国民健康保険の被保険者数は年々減少傾向ですが、被保険者1人当たりの医療費は医療技術の高度化等により年々増加傾向にあります。
医療費の増加は国民健康保険税等の引き上げにつながります。
一人ひとりの負担の軽減、また、国民皆保険を維持するためには日頃から健康を意識し、医療費について関心を持つことが大切です。
特定健診を受診しましょう
特定健診の受けると生活習慣病の早期発見につながります。
生活習慣病は慢性的な病気で高価な薬が必要となり、治療期間も長期にわたるため医療費の増加の一因となります。
食事、運動習慣に加えて、定期的に健診を受けて自分の身体の状態を知っておきましょう。
ジェネリック医薬品(後発医薬品)・バイオシミラー(バイオ後続品)を利用してみましょう
【ジェネリック医薬品(後発医薬品)】
特許期間が過ぎた新薬(先発医薬品)と同じ有効成分を含み、同等の効能・効果を持つ医薬品のことです。開発費が抑えられるため、新薬より安価です。利用するときは、お医者さんや薬剤師さんによく説明してもらいましょう。
【バイオシミラー(バイオ後続品)】
糖尿病の治療に使われるインスリン、がんやリウマチの治療に使われる抗体医薬品などのバイオ医薬品の特許が切れた後に、他の製薬会社から発売されている薬です。
バイオシミラーについて (PDFファイル: 284.5KB)
医療費のお知らせを確認しましょう
対馬市では年3回(8月、1月、3月末送付予定)、医療費のお知らせを送付しています。
これは国民健康保険に加入している世帯員全員の医療費総額を記載しており、世帯主宛に届きます。
国民健康保険の医療負担の仕組みや皆様の健康に関する認識を深めていただくために送付しています。
※医療費のお知らせは所得税の医療費控除の申告手続きで医療費の明細書として使用することができます。ただし、毎年11月診療分から12月診療分については、確定申告に間に合わないため、病院・診療所などからの領収書に基づきご自身で作成した医療費の明細書を添付する必要がありますのでご注意ください。
この記事に関するお問い合わせ先
健康増進課
〒817-1292
対馬市豊玉町仁位380番地
電話番号:0920-58-1579
ファックス番号:0920-58-2755
更新日:2025年09月29日