「姫神山砲台跡」「対州馬」を対馬市の文化財に指定しました(平成31年4月15日)

更新日:2021年04月01日

姫神山砲台跡

 美津島町緒方にある姫神山砲台跡は、明治30年代に造られたもので、市内に現存する砲台跡の中では最大級の規模です。レンガや石の積み方など、当時の砲台の特徴がよく残っており、保存状態も良好で山全体が要塞として機能していたことが伺えます。
 緒方の集落から山頂の史跡までの距離は約2キロメートルです。当時軍道として使用されていた道が残っていますが、未整備で、道幅も狭くなっています。事故などの懸念もあるため、車は下に停め、歩いて登られる事をお勧めいたします。

レンガや石で造られた姫神山砲台の弾薬庫の写真
見晴らしのよい姫神山砲台観測所の写真

対州馬

 対州馬は、対馬の人々と共に暮らしてきた対馬固有の馬で、対馬の歴史や文化を物語る貴重な馬です。小柄で性格はおとなしく従順で、女性や子どもでも扱いやすいため、昔から対馬の人々に愛され、過去には数千頭が飼われていました。
 しかし、時代の流れと共にその数は激減し、現在では島内に40頭程しか飼養されていません。(目保呂ダム馬事公園やあそうベイパークで会うことができます。)

木の前に佇む対州馬の写真

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