救急救命士の気管挿管の実施にご協力を!!

更新日:2021年04月01日

救急救命士による気管挿管の実施が可能となりました。

気管内チューブの写真

気管内チューブ

気管挿管は、これまでは医師のみが行うことを認められていた救命処置です。
今後、救急救命士が気管挿管を行うことにより、救急現場で確実な気道の確保ができ、救命効果の向上が期待されています。

(注釈)気管挿管とは?
口から気管に気管内チューブを挿入して肺に直接酸素を送り込む処置です。

救急救命士が気管挿管を行うためには、「追加講習」と「医療機関での実習(30症例)」が必要です。

人形による病院実習トレーニングの様子の写真

長崎県消防学校での人形による病院実習トレーニング状況(平成17年3月)

長崎県では、医療機関・消防機関・関係行政機関の連携(メディカルコントロール)のもとに、追加講習(トレーニング)を行っています。
講習修了試験に合格した救急救命士を対象に、平成17年4月から実習の受入体制が整った医療機関において病院実習が行われます。
この実習では、医療機関の手術室において、全身麻酔の患者様の手術の際に、医師の指導下で救急救命士が実際に気管挿管を実施します。

実習は万全の体制で行います。

実習を行う救急救命士は、気管挿管に必要な医学的知識等に関する講習を修了し、訓練用の人形で十分な訓練を行っており、救急を担当する医師の承認を得た救急救命士が実習に臨みます。
病院での実習中も、麻酔担当医師の指導・監督の下、事故のないよう万全の体制で行います。
実習に際しては、救急救命士を指導する医師と救急救命士が患者さんに説明を行い、必ず同意を得てから行います。

県民皆様のご理解とご協力をお願いいたします!!

お問い合わせ先

  • 長崎県メディカルコントロール協議会事務局
    長崎県危機管理・消防防災課
    電話.095-824-3597
    ファックス.095-821-9202
  • 対馬地域メディカルコントロール協議会
    事務局 対馬市消防本部警防課
    電話.0920-52-0119
    ファックス.0920-52-1194

この記事に関するお問い合わせ先

消防本部

〒817-0005
対馬市厳原町桟原52番地第2
電話番号:0920-52-0119(代表)
ファックス番号:0920-52-1194(代表)


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