令和8年 新年のご挨拶

更新日:2026年01月01日

謹んで新年のご挨拶を申し上げます。

皆様におかれましては、輝かしい新春を、健やかにお迎えのことと、心よりお慶び申し上げます。また、平素より、市政運営に対し、温かいご理解と多大なるご協力を賜り、厚く御礼申し上げます。

昨年の国内情勢を顧みますと、世界的な不安定要素を背景に、食料品やエネルギー価格は依然として高止まりを続け、その影響は市民生活を直撃し、家計負担の増加を招いた一年でした。一方で、憲政史上初の女性首相として高市政権が誕生いたしました。この新たな政策運営への期待感から、経済は緩やかな持ち直しの兆しが見え始めております。

本市におきましては、「観世音菩薩坐像」が、約13年という時を経て対馬への帰還が実現いたしました。これは、待望久しい帰還であり、市民の心に深い安堵を広げる長年の願いが叶った朗報でありました。これに続き、大阪・関西万博という国際的な舞台において海洋環境問題に関する本市の取り組みを「対馬ウィーク」と銘打って、国内外に向けて力強く発信する機会を得ました。さらには、市民の皆様の重要な交通手段でありますジェットフォイル「ヴィーナス2」について、新船の建造契約が締結され、令和11年以降の就航に向けた確かな一歩を踏み出すことができました。

さて、本年、本市は、市政運営の10年後を見据えた羅針盤となる『第3次対馬市総合計画』の策定・実行の初年を迎える重要な時期に入ります。私たちが目指す「心豊かに暮らし続けられる共創・自立・循環の宝島 対馬」の実現へ向け、雇用の創出、子育て及び教育環境の向上といった人口減少対策など、未来を支える人づくりを進めます。また、SDGs未来都市に向けた持続可能な環境への取り組みを更に推進するとともに、燃油や資材の高騰といった第一次産業を取り巻く喫緊の課題に対し、生産性の向上、流通の効率化を図るなど、その振興に全力を注いでまいります。加えて、本市の豊かな自然と歴史・文化を最大限に活かし、「持続可能な観光」を追求することで、観光業の質の向上にも注力してまいります。

この取り組みは「ひと」・「なりわい」・「つながり」・「ふるさと」の柱を基盤とし、行政と市民の皆様が、「協働」を通じて共に未来を創造していくことが、対馬の未来を切り拓く確かな力となるものと期待しております。

これらの取り組みを強力に推進するため不可欠なエンジンともなります「有人国境離島法」については、令和9年3月末に期限を迎えます。この法律の確実な延長・拡充に向け、地域の実情や現下の社会経済状況に即した改正を求めるとともに、運賃低廉化及び輸送コストの支援制度等の更なる充実、並びに港湾等の基盤整備の促進を強く求めてまいります。市民の皆様の切実な願いを胸に、長崎県や市議会をはじめ関係各団体と固く連携し、心を一つにして、国に対し強く働きかけていく所存です。

結びに、新しい年が、皆様にとりまして活力に溢れ、笑顔が輝く素晴らしい一年となりますよう心からご祈念申し上げます。

対馬市長 比田勝 尚喜

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