Vol.6 三谷 宣弘・真由美ご夫妻

更新日:2022年12月26日

三谷 宣弘・真由美ご夫妻1

三谷 宣弘・真由美ご夫妻

奈良県・大分県出身
豊玉町在住

プロフィール

奈良県で生活していたが、海の近くの生活に憧れて移住。現在、ご主人は郵便局で働き奥様はカフェ開業に向けて準備中。

「縁」と「タイミング」でトントン拍子に決まっていった対馬移住

ーー対馬に移住したけっかけを教えてください

宣弘さん
以前からいつか海の近くで田舎暮らししようと話していました。
仕事を辞めたタイミングで移住を考え、大阪で開催された「いなか暮らしフェア」に僕たち夫婦と親父と三人で参加しました。
僕の親父の実家が香川にあり、妻は大分出身なので、どちらかに移り住もうと思っていました。
たまたま「いなか暮らしフェア」で対馬ブースがあったから話を聞いてみたところ、興味が湧いてきて、お試し住宅について案内されたので、妻と相談して1週間お試し住宅で移住体験をしました。
体験して海の美しさや魚のおいしさにびっくりしました。スーパーのお弁当に入っている魚ですら大きくておいしいんですよ。
ただ、朝早く朝食が食べられるところや日中気軽に寄ることができるカフェがあまりないことは残念ですね。元々妻が移住先でカフェがしたいと言っていたので、カフェを探し回ったのですが、見つからなくって・・・。でも生活環境としては良いところだなと感じました。
奈良に帰って、当初の計画とは違うけど対馬に移住しようと話し合い、奈良の職安で対馬の仕事を探し面接を受けるため再来島しました。
その時に市役所へ立ち寄った際、空き家バンクに今住んでいる佐志賀の物件の登録があると聞きました。
その後仕事の採用連絡が来てトントン拍子に話が進み11月頃に対馬へ移住しました。
当初の計画とは全く違いますが、来てよかったなと妻とよく話しています。
当面の目標は、オフロードバイクを買うことですね。対馬は信号があまりなくアップダウンがあり自然が豊かなのでツーリングしたいですね。二輪整備士をしていたくらいバイク好きでバイクは奈良の実家に置いてきているのですが、オフロードバイクの方が対馬には合いそうだなと感じます。

真由美さん
知らない人でも声をかける。それが対馬を知る第一歩。
思いがけず対馬に移住することになりましたが、まったく不安はありませんでした。
私は料理が好きなので、ローストビーフを作って住んでいるところの大家さんに持って行ったりしています。大家さんがとても良い方で、地域の集まりに呼んでくれますし、いろいろな方を紹介してくださるのでどんどん友達が増えています。
移住してすぐに佐志賀の婦人会で炊き出しを行ったり、地域のお祭りで豚汁を作ったりすることで、早く地域に馴染めたように感じます。
どこに行っても「なんで来たん?来てくれてありがとう」って言われますよ。
私たちが住んでいる佐志賀は小さな集落だからかおすそ分け文化が残っています。
このあいだは近所のおじさんが魚釣ったからと新聞紙に魚をくるんで持ってきてくれました。新聞紙を開いてみたらぽ~~ん!と魚が鳥のように空を飛んでいきました!
まさか、生きたまま新聞紙にくるんで持ってきてくれるなんて思わないじゃないですか。もう大笑いしました。「次回は息の根を止めてからもってきてや~」と言いましたが、次も生きたまま持ってこられました(笑)
野菜もたくさんもらいますね。自宅で自家栽培している家が多いので、食べきるのが大変なくらいもらいますよ。
私は自宅の横にこれからカフェを作る予なのですが、地域の集会の時にみんなでその物件の片づけを予定してくれています。みんなが気楽に集える場所を作りたいなと思っています。

これから移住される方へ

三谷 宣弘・真由美ご夫妻2

ーー これから移住を考えてられる方々に何かメッセージをいただけないでしょうか

まずは外に出ていくことが大切じゃないかなと思います。そうしないと誰とも知り合えないし対馬を知ることはできないです。
私は最近、近所のお友達とわらび取りに行きましたし、畑も作り方を教えてもらいながら始めました。毎日忙しく動き回っていますよ。そういう積極性が大切だと思います。
もし、対馬へ移住検討中で不安があるなら是非うちに遊びに来てくださいね。いろんなお話をしましょう!

 

(聞き手 元杭睦)

この記事に関するお問い合わせ先

地域づくり課

〒817-8510
対馬市厳原町国分1441番地
電話番号:0920-53-6111
ファックス番号:0920-53-6112


メールフォームからお問い合わせをする