Vol.17 楠瀬 裕子 さん
夢を、想いを、後押ししてくれる場所。
「しまぐらし」を純粋に楽しむ。
楠瀬 裕子 さん
京都府出身
上対馬町在住
プロフィール
対馬に移住した知人がきっかけで訪れたときに、地域の方々がとても優しかったことが印象的だったことから、2020年に上対馬町へ移住を決意。
現在は暮らしを大切にしながら、蜜蝋の加工やお茶農園で商品開発に挑戦中!
憧れのしまぐらし。地域の人とのつながりが嬉しい。
対馬は文化や郷土料理が独特で面白いです。地域の方に炭窯や赤牛、田んぼの作業を見せてもらったり、郷土料理「せんだんご」の作り方を教えてもらったりなど、憧れていた、しまぐらしができて、すごく楽しい。
暮らしの中で、必ず「人」が付随するんです。例えば、畑をやっていたら隣のおばちゃんが苗をくれたり、育て方を教えてくれたり、何かしていると声をかえてくれたり、取れた野菜や魚を分けてもらったり・・・。また、顔を見たいな、会いにいきたいなと思う人がいることが嬉しいです。
「想い」を声にだすと、味方になって協力してくれる人が必ず見つかる。
養蜂をされている方から蜂の巣を分けてもらい、蜜蝋のハンドクリームやリップクリームを自作しています。資源を活用して、人に勧められるものを作れるようになれて嬉しかったです。対馬には「想い」を伝えると、味方になって協力してくれる方が必ずいると思います。私が蜜蝋に興味があると人づてに伝わって、全く知らなかった人から蜂の巣を分けてもらえたときは本当にびっくりしましたし、感謝しています。今すぐにはできなくても、回り回って何か違う形で地域の方にお返ししていけたらと思っています。
更新日:2021年09月30日