産業

更新日:2024年01月31日

対馬市では、第一次産業の割合が他に地域に比べて18.4%と高く、特に漁業は産業別総数の14.2%と主要な産業となっています(令和2年国勢調査)。

漁業は、イカ釣をはじめ、ブリなどの一本釣・延べ縄漁、サザエやアワビ等貝類、ヒジキ等海藻類の採取、沿岸での定置網漁業、マグロや真珠の養殖業が盛んです。またアナゴの水揚げは全国一を誇ります。

全国離島の中では林業が盛んで、木材生産のみならず、良質な原木しいたけの生産地として知られています。

農業について、島内では野菜や米などの生産量が少なく、農産品の消費は島外の生産地に依存してます。

観光については、国内外からの観光客の増加に伴って観光関連サービス業が成長し、第三次産業の割合が増えています。

 

産業別就業者数の推移(国勢調査) 単位:人
区分 1990
(平成2)年
1995
(平成7)年
2000
(平成12)年
2005
(平成17)年
2010
(平成22)年
2015
(平成27)年

2020
(令和2)年

就業者総数 21,367 21,292 20,219 18,066 15,507 14,807 14,059
第一次産業 6,190 5,621 4,832 3,806 3,357 2,944 2,588
29.0% 26.4% 23.9% 21.1% 21.7% 19.9% 18.4%
第二次産業 4,130 4,398 3,978 2,971 1,910 1,938 1,860
19.3% 20.7% 19.7% 16.4% 12.3% 13.1% 13.2%
第三次産業 11,043 11,263 11,409 11,266 10,223 9,910 9,384
51.7% 52.9% 56.4% 62.4% 66.0% 67.0% 66.8%

表の中、下段の%は、就業者総数に対する産業別の割合です。
なお、働く人の総数には、産業別に分類できない人も入っているので、産業別就業者数の合計とは一致しません。