産業

更新日:2021年04月01日

対馬市では、第一次産業の割合が他に地域に比べて19.9%と高く、特に漁業は15.5%と主要な産業となっています(平成27年国勢調査)。

漁業は、イカ釣をはじめ、ブリなどの一本釣・延べ縄漁、サザエやアワビ等貝類、ヒジキ等海藻類の採取、沿岸での定置網漁業、マグロや真珠の養殖業が盛んです。アナゴの水揚げは全国一を誇ります。

全国離島の中では林業が盛んで、木材生産のみならず、良質な原木しいたけの生産地として知られています。

農業について、島内では野菜や米などの生産量が少なく、農産品の消費は島外の生産地に依存してます。

観光については、インバウンドの増加に伴って観光関連サービス業が成長し、第三次産業の割合が増えています。

産業別就業者数の推移(国勢調査) 単位:人
区分 1990
(平成2)年
1995
(平成7)年
2000
(平成12)年
2005
(平成17)年
2010
(平成22)年
2015
(平成27)年
就業者総数 21,367 21,292 20,219 18,066 15,507 14,807
第一次産業 6,190 5,621 4,832 3,806 3,357 2,944
29.0% 26.4% 23.9% 21.1% 21.7% 19.9%
第二次産業 4,130 4,398 3,978 2,971 1,910 1,938
19.3% 20.7% 19.7% 16.4% 12.3% 13.1%
第三次産業 11,043 11,263 11,409 11,266 10,223 9,910
51.7% 52.9% 56.4% 62.4% 66.0% 67.0%

表の中、下段の%は、就業者総数に対する産業別の割合です。
なお、働く人の総数には、産業別に分類できない人も入っているので、産業別就業者数の合計とは一致しません。