つしまっ子家庭教育10か条

更新日:2022年01月13日

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「つしまっ子家庭教育10か条」

すなおで元気なつしまっ子(愛情いっぱい 家庭の絆)

対馬市教育委員会では、子育てを支援する意味で、「つしまっ子家庭教育10か条」を作成しています。

これは、子育てに悩んでいる保護者を支援するため、平成27年度に対馬市社会教育委員が中心となって作成したものです。

作成にあたり、対馬市内の小中学生のお子さまをお持ちのご家庭に、家庭教育についてどのような意識をもっておられるか「家庭教育に関するアンケート調査」を実施しました。

約500人から寄せられた回答を集計し、分析したものが下記の「アンケート結果から見えること」です。

 

「アンケート結果から見えること」

  • ひとつ、家庭や友だちへの思いやりや優しさをもった子に育ってほしい。
  • ひとつ、健康や命を大切にしてほしい。
  • ひとつ、夢や将来への希望・期待をもたない子が増えてきている。
  • ひとつ、地域での学習・進学に対しての意識の低さがうかがえる。
  • ひとつ、家庭での自主学習が余りできていない状況にある。
  • ひとつ、家庭での役割を責任をもってできる子になってほしい。
  • ひとつ、朝食の習慣や家族一緒に食事を摂ることの必要性を今後も啓発して

    いく必要がある。

  • ひとつ、月に一度は家族で過ごせる家庭の日を啓発していく必要がある。
  • ひとつ、携帯電話等の所持については、賛否両論あると思われる。
  • ひとつ、学校部活動と社会体育としてのスポーツ活動の両立による身体的疲

    労と学業への影響が懸念される。

 

このように、保護者の方々は、子どもに基本的な生活習慣や人に対する思いやり、善悪の判断など、基本的なルールやマナーを身に付けてほしいと願っていることが分かりました。

そこで、社会教育委員による作業部会を立ち上げ、何度も検討を重ね、今後の子育てを支援していく重要な課題を「つしまっ子家庭教育10か条」にまとめたものです。

つしまっ子家庭教育10か条

第1条「早寝 早起き 朝ご飯」

規則正しい生活を子どもに提供し、落ち着いて朝ご飯を食べることにより、イライラすることなく、落ち着いて学校生活が送られるようにしましょう。

第2条「大人から 笑顔であいさつ ひと言そえて」

挨拶は心と心をつなぐ魔法の言葉です。ひと言そえながら挨拶・会話を交わすことで子どもの心境が、僅かでも理解できるのではないでしょうか。

第3条「聞きましょう!子どもの話を最後まで」

子どもが話しかけている時、曖昧に会話を済ませていませんか?子どもの目線になって会話を交わすことで、本当の子どもの訴えに気付いてください。

第4条「大人が示そう 社会のルール」

子どもは大人の背中、日常の立ち振る舞いを見て育ちます。社会のルールを大人が日常的に示すことで、子どもの規範意識が自然と身に付いていくと考えます。

第5条「子育ては しっかりほめて きちんとしかる」

親が教える意味でしかってばかりになっていませんか?良いことをした時はしっかりほめてください。そのことで、いけないことをした時はしかられることを受け入れることにつながり、善悪の判断も育ちます。

第6条「子どもも家族の一員 できることからお手伝い」

子どもも家族の一員として、家族ぐるみで行う活動に一緒に参加させたり、役割を任せたりすることで、責任感が育ち、家族の絆も深まることでしょう。

第7条「子どもと語ろう 夢 あこがれ こころざし」

子どもの目指すことを応援する意味でも、夢やあこがれ、目指すものなど子どもとしっかりと話し合いましょう。きっと前向きな目標に向かって努力する子どもに育つでしょう。

第8条「スマホやゲームは ルールを決めて」

最近、子どもがスマホやゲームに没頭する余り、家庭生活や学習に支障がでたり、メディアでのいじめ等が発生しています。家庭できちんと使用のルールを決めましょう。

第9条「親子で参加 地域の行事」

個人主義になりがちな現代です。地域の活動に家族ぐるみで参加し、交流を図ることで、子どもは地域の良さを実感し、地域社会のマナーやルールを知ることにつながります。また、郷土愛を育むことにつながると思います。

第10条「抱きしめよう あなたは私の宝物」

近年、いじめなどで青少年の凄惨な事件が目につきます。愛情をもって子どもと向き合いながら自尊感情を培い、命の大切さを理解させましょう。

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