高齢者虐待防止

高齢者の虐待防止に関して、高齢者の虐待の防止、高齢者の養護者に対する支援等に関する法律（高齢者虐待防止法）が平成18年4月1日から施行されています。

この法律では、高齢者虐待の防止、高齢者虐待を受けた高齢者に対する保護のための措置、養護者の負担の軽減を図ること、養護者に対する養護者による高齢者虐待の防止に資する支援などについて、定められています。

高齢者虐待は特定の人や家庭において発生するものではなく、誰にでも、どこの家庭においても起こりうる身近なことです。高齢となっても自分らしい暮らしを人生の最後まで続けることができるようみんなで高齢者への虐待を防ぎましょう。

世話をしている家族、親族、同居人等の「養護者」や介護施設の職員等の「養介護施設従事者等」から受ける虐待を指し、次のように分類されています。

養護者による高齢者虐待を受けたと思われる高齢者を発見した者は、当該高齢者の生命又は身体に重大な危険が生じている場合は、速やかに、これを市町村に通報しなければならず、その他の虐待に関して発見した者は、速やかに、これを市町村に通報するよう努めなければならないことが定められています。
また、介護の負担などから「虐待をしてしまうかもしれない」などの悩みがありましたらご相談ください。