島ぬ美しゃ 海ぬ美しゃ ブルーアイランド共同宣言

更新日:2025年07月03日

大阪・関西万博ブルーオーシャン・ドーム「対馬ウィーク」の最終日(2025年6月22日)、友好都市である沖縄県竹富町とともに「ブルーアイランド共同宣言」を発信しました。


対馬市と竹富町は平成28年7月7日に友好都市協定を締結して以来、ヤマネコを自然の豊かさの象徴として相互交流し、生物及び文化の多様性の保全と持続的な発展に努めてきました。両島はともに美しく豊かな海で囲まれていますが、その海が危機に瀕しています。地球規模での環境問題が深刻化し、海洋プラスチック汚染、海藻や海草の消失、海面上昇等、共通の海の社会課題に直面しています。


そこで、両島では、「海の蘇生」をテーマとするブルーオーシャン・ドームにおいて、海の社会課題と今後の方向を共有した上で、対馬ウィークのレガシーとして、国内外に対して共同宣言を発信し、地域、国同士の団結と行動を呼びかけました。


2026年の7月、友好都市締結10周年を迎えます。海の分野での「連携と交流」をさらに強化し、SDGsゴール14「海の豊かさを守ろう」の達成に向け、取組を発展させていきます。

ブルーアイランド共同宣言を発信する、前泊正人竹富町長と比田勝市長。対馬野生生物保護センター勤務経験があり、ツシマヤマネコとイリオモテヤマネコ並びに海の保全に詳しい山本以智人環境省国立公園保護管理企画官(奄美群島国立公園管理事務所)が立会

前泊町長が竹富町の海の社会課題と解決に向けた取り組みを紹介

前泊町長のプレゼンテーションを踏まえ、共通する海の社会課題の解決に向けて討論

共同宣言を発信したステージイベントについて

〇ステージ名:共に語らな、我島の未来の海ぬ美しゃよ

〇日時:2025年6月22日(日曜日) 14:45~15:45

〇場所:大阪・関西万博「BLUE OCEAN DOME」DOMEC「叡智」

〇概要:

海で囲まれた島で暮らす人たちは、海からの恵みを得ながら、海を通じて交わり、島独自の文化を育んできました。そしてその文化が島の人たちを育て、自然や文化を守ってきたのです。海とともにあり続ける島々は今、地球規模での環境問題等によって、独自の自然と文化の存続の危機に直面しています。この危機を島同士の絆で乗り越えよう。対馬市の友好都市である沖縄県竹富町とともに語り合い、海の未来への「願い」を発信します。

〇登壇者:

前泊 正人 竹富町長

比田勝尚喜 対馬市長

山本以智人 環境省奄美群島国立公園管理事務所 国立公園保護管理企画官

〇モデレーター:前田剛 対馬市SDGs戦略課

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