ヤマネコ飼育園啓発イベント
ツシマヤマネコの日
毎年10月8日はツシマヤマネコの別名:とら(10)や(8)まにかけてツシマヤマネコの日です。
ツシマヤマネコ生息域外保全の取り組みとして、全国9カ所の動物園でツシマヤマネコの分散飼育が行われています。また、10(トラ)8(やま)10月8日にちなんで、毎年10月は、全国各地にあるツシマヤマネコ飼育動物園で、ヤマネコの日に関連する啓発イベントが行われています。その中で対馬市は、京都市動物園の”やまねこ博覧会”と井の頭自然文化園の”ヤマネコ祭”に参加し、ブース出展や動物園と共に着ぐるみの記念撮影などを実施し、ツシマヤマネコと対馬市のPRを行っています。
ツシマヤマネコ飼育動物園
ツシマヤマネコ啓発イベント目的
ツシマヤマネコ保護増殖事業の推進を図るため、ツシマヤマネコの認知度を上げ、また生息地である対馬の自然環境や現地での保護活動をより多くの人に認知いただき、【ツシマヤマネコと対馬のファン】を増やすことを目的とし、ツシマヤマネコ保護活動紹介パネルを活用したツシマヤマネコの啓発イベントを実施しています。
ヤマネコ啓発イベント紹介
京都市動物園・井の頭自然文化園では、園が主体となってヤマネコ啓発イベントを企画・定例化し、保護活動団体や大学研究機関の関係者にも参加を呼びかけていることから、対馬市も毎年参加しています。
やまねこ博覧会 【京都市動物園】
やまねこ博覧会は、絶滅の危機に瀕しているツシマヤマネコの現状や,その保全に関する取組などをより深く知っていただくために京都市動物園でツシマヤマネコの飼育展示が始まった2012年から毎年行われているイベントです。
京都市動物園は「生物多様性保全の推進に関する基本協定」において東山動植物園と並び飼育下繁殖の第二拠点として位置づけられ、ツシマヤマネコの保全に取り組んでいます。
また、ツシマヤマネコの繫殖に取り組みながら、ツシマヤマネコ保護増殖事業の一環として普及啓発のために展示も行っています。
(繁殖施設は普段は非公開)
京都市動物園HP
https://www5.city.kyoto.jp/zoo/
2024年イベント概要
https://www5.city.kyoto.jp/zoo/event/20240903-77877.html
2024年やまねこ博覧会ポスター(PDFファイル:1.4MB)
ヤマネコ祭【井の頭自然文化園】
井の頭自然文化園では、2006年からツシマヤマネコの飼育を開始し、人工繁殖(採精、冷凍保存等)や啓発イベントを取り組んでいます。
毎年、開催されるヤマネコ祭では保護活動の紹介、ブース出展(対馬の自然や独自の生態系に関するものを載せたパネルの展示)、物販(ヤマネコオリジナルグッズ、対馬特産品)販売など多くの来園者に向けてツシマヤマネコと生息地である対馬について関心をもっていただけるよう取り組んでいます。
井の頭自然文化園HP
https://www.tokyo-zoo.net/zoo/ino/

対馬市ブースの様子

パンフレットやパネルを展示
動物園内にイベントブースを設置

餌を食べるツシマヤマネコ(展示個体)
この記事に関するお問い合わせ先
自然共生課
〒817-8510
対馬市厳原町国分1441番地
電話番号:0920-53-6111
ファックス番号:0920-52-0181
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更新日:2025年05月23日