対馬空港でのSDGs企画展
企画展「海洋プラスチックごみ問題を切り口としたSDGs未来都市・対馬市の持続可能なしまづくり」
対馬市はSDGs未来都市として、海洋プラスチックごみ問題を切り口に、環境・社会・経済の調和を図りながら、いつまでも安心・安全に暮らせる持続可能なしまづくりを進めています。
「日本一海洋プラスチックごみが多い島」という弱みを強みに変え、ごみをごみとして扱うのではなく、価値ある資源に変えて行こう。そうしたチャレンジを、企業・団体等と連携しながら取組んでいます。
この企画展では、対馬SDGsパートナーである対馬空港ターミナルビル株式会社の協力のもと、海洋プラスチックごみ問題の現状・対策、SDGs未来都市としての取組、株式会社博多大丸(SDGs推進包括連携企業)等と連携したアップサイクルの取組を紹介しています。是非、空港にお立ち寄りください。

展示は2024年1月末まで
(1) ポスター展示
展示ポスター1「海ごみの最前線・対馬」 (PDFファイル: 4.3MB)
展示ポスター2「美しく豊かな海を守るために」 (PDFファイル: 4.4MB)
展示ポスター3「海洋プラスチックごみ問題を切り口としたSDGs未来都市・対馬市の持続可能なしまづくり」 (PDFファイル: 3.8MB)
展示ポスター4「博多大丸×対馬市×Precious Plastic 連携プロジェクト」 (PDFファイル: 5.2MB)
(2) 対馬の海洋プラスチックごみを再利用した製品の実物展示
- 株式会社リングスター「対馬オーシャンプラスチックボックス」
- 株式会社リングスター「対馬オーシャンプラスチックバスケット」
- 桑原茂之パーソナルプロジェクト「対馬海洋プラ100%フライングディスク」
- PILOT「スーパーグリップG オーシャンプラスチック」
- 三菱鉛筆「ジェットストリーム 海洋プラスチック」
- Freddy Leck「ランドリーバスケット ビッグ フォーオーシャン」 他
(3) クリスマスツリー装飾
対馬の海岸に漂着した海洋プラスチックや、市民の皆さま等から回収したペットボトルキャップ等廃プラスチックを再利用したアップサイクル品でクリスマスツリーを装飾しています。
- 漂着した発泡スチロールを封入した「クリアボールオーナメント」
- ペットボトルキャップをアップサイクルした「フラワーポット」
- ペットボトルキャップをアップサイクルした「雪印」
- ペットボトルキャップをアップサイクルした「ミニツリー」

ツリーは空港1階にあります

クリアボールオーナメントやミニツリー等
(4) ペットボトルキャップベア

大丸福岡天神店より対馬に移住し、プラスチックごみ問題に取組むペットボトルキャップベア

海ごみに関する学習展
対馬市立豊玉中学校の総合学習や美術、自由研究等、SDGsのゴール14「海の豊かさを守ろう」に関する学習成果を展示しています。
(1) 3年生 総合的な学習の時間「海ごみをプラスに変換しよう」
<学習目的>
- 海ごみという地域の喫緊の課題を自らの興味・関心に基づき、SDGsの視点で探究し、行動、発信する
- 海洋プラごみを生かした商品開発、観光客へのワークショップ等の企画を通して、持続可能な未来のためにできることを、主体的、創造的、協働的に学び、行動する態度を養う
- 地域の環境保全のために活動する人々との交流を通して、ふるさとを愛する心を育むとともにキャリア教育の一助とする
海岸清掃ボランティア体験を通じた海ごみの現状理解
「海ごみをプラスに変える方法」保護者と生徒との意見交換
海ごみ回収・運搬後の処理施設見学(対馬クリーンセンター中部中継所)
<展示物>
- アート班:海ごみで制作した対州馬「プラうまんちゅ号」
- キーホルダー班:海岸に漂着したペットボトルのキャップで制作したキーホルダー
- コースター班:海岸に漂着したペットボトルのキャップで制作したコースター

プラうまんちゅ号
(2) 3年生 築城ひかりさん 自由研究「対馬の海ごみ問題
総合学習で「自分が住んでいるところの海岸はどうなっているのだろう」と関心を持ち、取組んだ自由研究の成果です。
(3) 1年生 美術「海ごみジャンクアート」
対馬の海岸に漂着した海ごみと、学校で出たごみを寄せ集めて制作した芸術作品です。

関連記事・情報
この記事に関するお問い合わせ先
SDGs推進課
〒817-8510
対馬市厳原町国分1441番地
電話番号:0920-53-6111
ファックス番号:0920-53-6112
更新日:2023年12月15日