【ごみ出しの新常識!】生ごみ回収事業について

更新日:2024年07月26日

目次

生ごみ回収事業とは

生ごみ回収事業とは、ご家庭から排出される生ごみを市が回収し、集めた生ごみから生ごみ堆肥の再資源化を行う事業のことです。

また、生ごみだけでなく廃食油も回収しており、BDF(バイオディーゼル燃料)化を行う業者に引き渡しています。

生ごみ回収事業のメリット

● 環境にやさしい

生ごみの分別回収によって、可燃ごみの量が減り、焼却量が減ることで、CO₂排出量と焼却費用が削減されます。

● 家計の節約になる

可燃ごみの量が減り、ごみ袋の使用枚数と購入枚数が減ることで節約になります。

● 資源循環の推進

回収した生ごみが堆肥になり、その堆肥からおいしい野菜ができて、また皆さんの食卓に運ばれる、といった資源の循環が推進され、対馬市の持続可能性を高めることに繋がります。

● 衛生面への配慮

生ごみの回収には密閉式のバケツを採用することで生ごみの臭いが漏れず、小バエの発生を抑制します。また、抗菌仕様のため、清潔を保ち続けます。

お申し込みから開始までの流れ

一般世帯の場合

1. 「生ごみ回収事業申込書」の提出
2. 生ごみステーションと通常のごみステーションの有無の確認

 (1)近くに生ごみステーションが有る場合は、その場所を使用します。

 (2)近くに生ごみステーションが無い場合は、通常のごみステーションの有無を確認します。

 (3)通常のごみステーションがある場合は、そこに生ごみステーションを設置します。

 (4)通常のごみステーションがない場合は、別途場所に決定し、生ごみステーションを設置します。

3. 生ごみ回収曜日の確認 

地区によって( 月・木 )か (火・金 )の2パターンがありますので、その場でお伝えいたします。

4. 生ごみバケツの受け取り

その場で蓋に受付番号を記入した生ごみバケツ(9ℓ)をお渡しいたします。

以上で申し込み手続きは完了です。

5. 生ごみ回収スタート

回収曜日の朝8時までに、生ごみステーションに生ごみを入れたバケツを出してください。

午前中のうちにバケツの中身の生ごみだけを回収していきます。

生ごみを回収された後の空になったバケツは持ち帰ってください。

※ 廃食油の場合

廃食油は生ごみと同様の流れでお申し込みをすることが可能です。

申込書の申し込み区分にある「生ごみ」と「廃食油」に○を付けてください。

生ごみ用のバケツとは別に廃食油用のバケツも忘れずにお受け取りください。

事業系の場合

1. 環境政策課(0920-53-6111)に連絡し、以下の情報をお伝えください。

 ・事業所名

 ・担当者名

 ・連絡先

2. ポリバケツの用意

 生ごみ用のポリバケツ(蓋付きで45ℓサイズまで)を1度に出す量×2個分ご用意ください。

3. 環境政策課からの連絡をお待ちください。

 回収曜日と回収開始日をお伝えいたします。

4. 生ごみ回収スタート

 お伝えした回収開始日から生ごみ回収に参ります。

※ 生ごみの出し方

ご用意いただいたポリバケツに直接生ごみを入れて、事業所の分かりやすい場所に置いてください。

ポリバケツごと回収し、次回回収時に洗浄済みのポリバケツをお返しします。

ポリバケツが回収された後の生ごみを入れておくために必要個数×2個分の用意が必要です。

生ごみ回収事業マップ

生ごみ回収事業の関連施設と生ごみステーションの設置場所を表示しています。

左上のアイコンをクリックすると施設と設置場所の一覧が表示されます。

生ごみ堆肥「堆ひっこ」の利用について

生ごみ回収事業に加入していることを条件に、生ごみ等堆肥化施設で生ごみ堆肥の「堆ひっこ」を無償配布しています。現在、加入されていない方にも、生ごみ回収事業の加入により堆ひっこを無償で配布いたします。堆ひっこをご希望の方はぜひ生ごみ回収事業にお申し込みください。

申し込みの際には生ごみ回収事業の受付番号(バケツに記載されている番号)の確認が必要です。自分のバケツの番号を控えてから施設までお越しください。

施設には「生ごみ回収事業申込書」と「堆ひっこ利用申込書」を用意しています。

堆ひっこの使用上の注意

堆ひっこを使用する際は、土とよく混ぜ合わせて2週間程度の期間を空けて使用してください。直接、種や苗などにかけて使用した場合には、発酵の効果により枯れることがあります。

生ごみ等堆肥化施設

対馬市美津島町根緒471番地

【 営業時間 】

月曜日~金曜日(9時~17時)

電話 0920-52-5001

※生ごみの回収時間帯(9時~15時)はお電話がつながりにくい場合がございます。その場合は環境政策課までご連絡ください。

実証実験・アンケート

生ごみ回収実験

生ごみに関するアンケート調査

諫早農業高校との取り組みについて

対馬市と諫早農業高校との関係

対馬市と長崎県立諫早農業高等学校は平成26年から連携協定を締結し、対馬市の希少植物の保護・増殖における連携した活動を行ってきた関係があります。

生ごみ回収事業においても協力を依頼し、生ごみ堆肥を使った植物の生育実験や、堆肥以外の利活用方法の発展など、様々な面でご尽力いただいております。

【必見】堆ひっこを使った研究

諫早農業高校生物工学部では対馬市との取り組みに関連して、堆ひっこを使った研究を行い、発表大会においてその研究結果を発表することで精力的な活動を続けています。

研究の発表内容も非常にハイレベルなものであり、以下に挙げる多数の大会において優秀賞を獲得するなど、たぐいまれなる好成績を次々と残し大活躍されています。

発表大会と受賞結果一覧

第11回食品産業もったいない大賞 ⇒「農林水産大臣賞:全国第一位」

脱炭素チャレンジカップ2023 ⇒「文部科学大臣賞:全国第二位」

第21回農業高等学校生意見文全国コンクール ⇒「最優秀賞:全国第一位」

第74回日本学校農業クラブ全国大会熊本大会プロジェクト発表分野1類 ⇒「優秀賞:全国第二位」

第73回日本学校農業クラブ全国大会北陸大会プロジェクト発表分野3類 ⇒「優秀賞:全国第二位」

第51回毎日農業記録賞 ⇒「全国入選」

第8回大地の力コンペ ⇒「未来の農業賞:全国第四位」

第7回大地の力コンペ ⇒「未来シーズー賞:全国第三位」

第8回全国ユース環境発表大会九州沖縄ブロック大会 ⇒「特別賞」

生ごみ処理機設置補助金

対馬市は生ごみの減量化を進めるために、ご家庭で生ごみの減量化及び堆肥化を行うことができる「生ごみ処理器」の購入費用の一部を補助しています。

生ごみ処理器設置補助金

メディア関係

この記事に関するお問い合わせ先

環境政策課

〒817-8510
対馬市厳原町国分1441番地
電話番号:0920-53-6111
ファックス番号:0920-53-6112

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